騒音問題に対する不動産会社の立場
音の問題は、安易に被害者加害者を決めることができません。音を出すほうの配慮が足りないのか、聞くほうが神経質なのか、もしくはその両方なのか、さらにはそもそも建物がぼろいのか。さまざまな要素が絡むために、一方を悪と決めることはできないというのが不動産会社の一応の立場。したがって、どっちつかずの対応をとることがある。 |
原則、住民同士の問題。
音の問題とは、原則として住民同士の喧嘩。管理会社が積極的に間に入るものではないという一面がある。
だからといって、管理上、また、入居者に快適な住まいを提供するという観点から見れば、まったくノータッチではあまりにも不親切な対応だが、問題の大部分は自ら解決するという意思を持たなくてはならないだろう。 |
音の問題で引越し。敷金礼金は?
さて、音の問題と絡めていつも相談を受けるのが、すでに支払った礼金・敷金などを返金してもらえないのか?という話だ。基本的に、コレとそれとは別の問題であり、まして、前述の通り、あなたが被害者に見えて早ではないかもしれない。また、そういった金銭の保証を追うのは、「隣のうるさくした張本人」であり、大家ではないのだ。
また、管理義務みたいなものはないのでしょうか?という話になるが、原則として、責任を負うのは、明らかに一方に非があり、明らかに他の住民にも迷惑をかけている場合だ。通常ケースでは、一定の対応をしていれば、100%解決しなければならないということではなく、損害などの補償を大家さんが負うようなことはない。
つまり、原則住民同士の問題であるから、損害賠償も基本的に隣人に対して請求することになる。 |
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