家賃交渉できる物件を探せ!
大まかにいうと、人気の高い物件は交渉できない。確かに、家賃が安くなっても住みたくないような物件を交渉する意味はないが、しかし、本当に人気があって、交渉できない物件というのは、新築やよほど条件のよい物件だけで一握りだ。たとえあなたが、「これは人気がある物件だ!」と思っても、トークのうまい営業マンが「これは人気物件ですよ!」といわれても、案外そうでもないケースも多い。
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また、本当によい物件は当然に高い、万人に「掘り出し物」と呼べるものは存在しないのだ。そういう意味で、条件の悪い物件の中からいかに自分にあった部屋を見つけ、いかに安くするかが家賃交渉のキモともいえる。
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物件情報から判断 |
初めから礼金が0の物件は実は交渉しやすい
何でも無いのに礼金が0なんてことはありえない。初めから礼金が0の物件というのは何らかの決まりにくい要素がある。したがって交渉はしやすい。ただし、「公庫物件」は礼金は元から0なのでそれは不動産会社に最初に聞いておく。 |
築10年以上の物件は交渉しやすい
家賃は下げ止まったとは言うものの、個別の物件を追えば築年数に応じて家賃が下がっているのが現実。10年というのはこの節目に当り、ここを境に借りたくないという人が増えてくる。 |
バス便(バス○○分)もねらい目
誰でも駅徒歩圏の方がよいからバス便は必然的に安くなる。もちろん、チラシや情報誌に掲載されている家賃は、それを考慮したものであるが、バス便はいまだ供給過剰の傾向があるから、さらに交渉してみよう。 |
徒歩15以上は徒歩圏とは言わない
徒歩圏というのはせいぜい15分が限界。これ以上は普通バス表示にする。にもかかわらず徒歩20分となっているのは「バスがない」ということの裏返しの可能性がある。当然毎日20分も歩きたい人はいないので、借手は少なくなる=交渉できる。 |
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不動産会社で・内見で判断 |
長く空いている物件が狙い目
長く空いている物件と言うのは他にもメリットがある。家賃だけではなく、「日割り家賃を負けてくれる」「入居審査が甘くなる」など、なんせ、不動産会社も大家さんもあせっているだけにメリットが大きい。
空室期間の最も確実な見分け方は「水道メーター」もしくは「ガスメーター」だ。これは使用しなくなると、水道局やガス会社が「○月○日使用停止」の札をつけに来るので、そこから逆算すればよい。内見のときにでも確認してみよう。 |
暗いウルサイ日が当たらないなど問題のある部屋
これはもともと安い賃料設定になっているはずだが、大家さんサイドも「長く空いている」、もしくは「長く空く可能性がある」という認識を持っているので、さらに下げてくれる余地はある。 |
流通物件≠人気物件
流通物件のしくみやみ分け方はこちらで説明したとおり、理解していると様々な技が繰り出せるようになる。その中の一つに家賃交渉がしやすいというのがあるのだ。流通物件は、少なくとも、不動産会社が決まりやすいと判断したものではないから、当然、交渉はしやすくなる。 |
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